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2021 Fiscal Year Research-status Report

A cross-sectional study of the acquisition of English resultative constructions and passive constructions by Japanese EFL learners

Research Project

Project/Area Number 19K13284
Research InstitutionKobe City College of Technology

Principal Investigator

平野 洋平  神戸市立工業高等専門学校, その他部局等, 准教授 (40803151)

Project Period (FY) 2019-04-01 – 2023-03-31
Keywords第二言語習得 / 結果構文 / 受動構文 / 転移
Outline of Annual Research Achievements

母語と対象言語における動詞の項構造の現れ方の違いが対象言語の習得に与える影響は、第二言語習得研究の分野における重要なテーマの1つであり、より多くの研究が必要とされる。本研究は、日本語を母語とする英語学習者を対象に、日英語間で項構造の現れ方が対照的な2つの構文(結果構文と受動構文)の習得の検証を行うものである。
これまでの実績として、結果構文の習得に影響を及ぼす言語特性について、移動構文の習得と併せて、言語類型論的な観点から検証した結果を報告してきた。2021年度は、受動構文の習得を取り扱うものを中心とした検証実験の実施およびそれに基づく成果報告を計画していた。しかしながら、昨年度から続く新型コロナウィルス感染症の影響で、校務に割かなければならない時間や労力が想定していた以上であったこと、および、実験実施を予定している各学校との調整が難航したことにより、実験の実施に至らなかった。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

昨年度から続く新型コロナウィルス感染症の影響により、2021年度に実施を計画していた検証実験を実施することができなかった。校務に割かなければならない時間や労力が想定していた以上であったこと、および、実験実施を予定している各学校(中学校・高等学校・大学)との調整も難航したこと、および、それらの学校へ出向くことが困難だったことなどが原因となり、実験実施の実現に至らなかった。

Strategy for Future Research Activity

研究期間を1年延長する。しかし新型コロナウィルス感染症が実験実施を制限することは2022年度も続くと考える。予定している検証実験に基づく成果報告を目指すことはもちろんであるが、それのみならず、手元のデータを新たな角度から分析したり、理論的基盤を充実させたりするなどして、本研究の目標の周辺を扱う内容を視野に含めて研究を進めていきたい。

Causes of Carryover

次年度使用額が生じた主な理由は、昨年から続く新型コロナウイルス感染症により、2021年度に予定していた検証実験の実施が叶わなかったためである。今後の使用計画としては、先行研究の収集(ジャーナルや書籍の購入など)、実験実施にかかる費用(実験資料作成者や実験参加者への謝礼など)、成果報告にかかる費用(学会参加・論文校正など)を中心に使用したいと考えている。

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Published: 2022-12-28  

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