2022 Fiscal Year Research-status Report
Teacher Motivation in Japanese Secondary Schools: A Longitudinal Study
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19K13289
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
末森 咲 筑波大学, 人文社会系, 助教 (00837528)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 動機づけ / 教師の動機づけ / 質的研究 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、1)日本の中学校、高等学校で教える英語教師の動機づけは1年間に渡ってどのような状態にあるのか、2) 教師の動機づけを変化させる要因としてはどのようなものがあるか、3) インタビューを通して見られる教師の動機づけは、実際に教師が教える英語の授業とどのような関係にあるか明らかにすることである。本研究の4年目では、学会発表、論文執筆に主に取り組んだ。特に、教師と生徒のcontact、教師が現実と理想の差をどのように経験しているかに焦点をおいた。今回の参加者の場合、明確な目標を設定している教師が多く見られたが、現実との差により、動機づけ減退へつながっているようであった。特に、自分の力では変えることができない問題と直面した場合、動機づけに大きな影響を与えているようであった。目標を設定すること、理想を思い描くことは、動機づけを高めることにつながると考えられている。しかし、文脈によっては、目標設定が動機減退につながる可能性もあるようである。よって、それぞれが肯定的な影響を得ることができるよう、目標を描くことが重要である点が示唆された。研究成果は、学会発表にて公表し、また論文執筆にも取り組み、現在投稿中である。引き続き、学会発表、論文執筆に取り組み、研究成果の公開を行っていく。また、今後の研究として、より長期的な研究を行うことで、教師がどのような経験をしているか詳細に見ていくことが重要となる。研究実施に向けて、具体的な研究計画を検討していく。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
継続して、学会発表、論文執筆に取り組むことができている。
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Strategy for Future Research Activity |
引き続き、学会発表、論文執筆に取り組んでいく。対面開催での学会の機会も増加しているため、様々な機会を活用していく予定である。
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Causes of Carryover |
コロナウィルス蔓延の関係で、対面開催の学会やセミナーが限られていたため、参加することができなかった。今年度、対面開催の機会が増加したため、海外で開催されるセミナーへ参加し、情報収集を行う予定である。
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