2023 Fiscal Year Research-status Report
Teacher Motivation in Japanese Secondary Schools: A Longitudinal Study
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19K13289
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
末森 咲 筑波大学, 人文社会系, 助教 (00837528)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 動機づけ / 教師の動機づけ / 質的研究 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、1)日本の中学校、高等学校で教える英語教師の動機づけは1年間に渡ってどのような状態にあるのか、2) 教師の動機づけを変化させる要因としてはどのようなものがあるか、3) インタビューを通して見られる教師の動機づけは、実際に教師が教える英語の授業とどのような関係にあるか明らかにすることである。本研究の5年目では、学会発表、論文執筆に主に取り組んだ。特に教師の理想と現実の差に焦点をおいた。動機づけ理論において、目標を設定することは重要であると示されており、目標を設定することで、動機づけが高まると考えられている。しかし、あまりにも現状と離れた目標を設定している場合、その差から動機づけが減退する様子が見られた。特にカリキュラムや労働環境など、迅速な改善が難しい事柄に関して理想を描いている場合、動機づけが減退するようであった。このような状況を踏まえ、英語教師の場合、どのように目標を適切に描くことが可能か、検討を行った。研究成果は、学会発表にて公表し、また論文執筆にも取り組み、現在投稿中である。引き続き、学会発表、論文執筆に取り組み、研究成果の公開を行っていく。また、今後の研究として、より長期的な研究を行うことで、教師がどのような経験をしているか詳細に見ていくことが重要となる。研究実施に向けて、具体的な研究計画を検討していく。例えば、experience sampling methodを活用し、研究を実施することを検討している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
学会発表や論文投稿に取り組み、結果の報告を行うことができている。今後も継続して取り組んでいく。
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Strategy for Future Research Activity |
言語教育における心理に関する学会が開催されるため、学会にて発表を行う。また、学会を通して様々な研究者と交流し、情報交換を行う。
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Causes of Carryover |
予定していた物品購入を行わなかったため、2024年度に購入予定である。2024年度も引き続き学会に参加し、発表を行う。また、論文投稿の際に英文校正等で使用予定である。
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