2022 Fiscal Year Research-status Report
近代日本と朝鮮における「他者の創造」とそのプロパガンダ的機能
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19K13315
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
Biontino Juljan 千葉大学, 大学院国際学術研究院, 助教 (90781162)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 宇都宮徳間 / 宇都宮徳馬 / Alexander Slawik / ビーン学派 |
Outline of Annual Research Achievements |
日本、韓国と欧米歴史人物の総合意識について研究し、朝鮮半島は西洋と日本に近代から現代までどう創出され、どのように韓国(朝鮮半島)に受け取られたか、それに伴い韓国(朝鮮半島)で日本像・欧米像がどう変化し、どいうイメージが創出されたかについて把握してきた。 現代にいたり、イメージの創出には歴史教育も大きな役割を果たすことを「歴史総合」の導入で確認できた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
コロナ禍の長引きに伴い当該分野の学会が開催されなかったり、海外での資料収集・調べはできなかったところは多買った上で、コロナ禍に伴う家庭への影響と大学業務が増えたためやや遅れている。
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Strategy for Future Research Activity |
これからも歴史人物の朝鮮像・日本像について把握していき、イメージの衝突についてもっと深く把握していきたい。イメージ像出はいかに歴史教育を影響し、歴史教育はいかにイメージ像出に役割しているかについてもさらに把握する必要がある。
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Causes of Carryover |
コロナ禍に伴う国際移動制限がほとんどなくなれたので研究生活をするための旅費が主な使用点である。
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