2022 Fiscal Year Research-status Report
第一次世界大戦後日本の治安体制の多角的研究:国際的位置づけと日本的特徴
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19K13339
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Research Institution | University of the Ryukyus |
Principal Investigator |
萩原 淳 琉球大学, 人文社会学部, 准教授 (50757565)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 治安警察法 / 治安維持法 / 内務省 / 司法省 / 結社 |
Outline of Annual Research Achievements |
今年度も「新型コロナウイルス感染症」(COVID-19)の影響により、図書館や学内利用に制限がかかる状況が続いた。そのため、当初予定していた調査を十分に実施できなかった。 特に、海外調査については、アーカイブスの状況により、実施できなかった。 ただし、研究計画のうち、当初から分析視角の一つとしていた明治・大正期日本における政治結社の規制について、複数回出張して調査を行い、論文の執筆を進めた。当該期の結社について、これまで体系的な研究がなされておらず、まとまった史料も十分に残されていないことから、多くの時間を費やすことになってしまった。もっとも、これらの調査・分析の結果として、今年度の紀要に13万字程度の分量の論文を発表することができたことは、成果の1つである。また、これらの史料の調査と分析を通じて、研究課題をより立体的に把握できるようになった。 これらは想定外の事態に対する代替として適切なものであったが、予想外にCOVID-19の流行が長引き、当初計画より遅れていることも確かである。残りの計画を遂行するため、さらに、1年補助期間を延長することになった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
今年度も「新型コロナウイルス感染症」(COVID-19)の影響により、図書館や学内利用に制限がかかる状況が続いた。そのため、当初予定していた調査を十分に実施できなかった。しかし、研究計画のうち、当初から分析視角の一つとしていた明治・大正期日本における政治結社の規制について論文をまとめることができた。
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Strategy for Future Research Activity |
「新型コロナウイルス感染症」(COVID-19)が終息の兆しを見せつつあり、2023/4から図書館の学外者利用も再開しているところも多い。残りの計画を遂行するため、最後の1年間、積極的な史料調査を行う。
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Causes of Carryover |
今年度も「新型コロナウイルス感染症」(COVID-19)の影響により、図書館や学内利用に制限がかかる状況が続いた。そのため、当初予定していた調査を十分に実施できなかった。残りの計画を遂行するため、最後の1年間、学外の史料館等において積極的な史料調査を行う。
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Research Products
(1 results)