2023 Fiscal Year Research-status Report
「前競争的協働」時代の国際水産認証制度とエコラベルの役割変化に関する研究
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19K13443
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Research Institution | Tottori University |
Principal Investigator |
大元 鈴子 鳥取大学, 地域学部, 准教授 (70715036)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 前競争時代 / MSC認証 / ASC認証 / Restortive aquaculture / サンゴ / モズク |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度においては、研究成果の発表に注力し、本研究の問いとして挙げた次の点について査読付き日本語論文1編を発表した。「役割の変化に伴い、差別化を目的としてサプライチェーンをつなぐ目印としてのエコラベルの利用はどのように変化していくのか」大元鈴子(2023)「「前競争的協働」時代の国際水産認証制度とエコラベルの役割-認証制度を基盤にした主体間ネットワーク形成に注目して」『環境社会学研究』 29 pp.38-51 また、水産物の国際資源管理認証制度のサプライ―チェーンの今後の役割としての問いとして挙げていた次の点に関連して、査読付き英語論文1編を発表した。「国際認証が業界標準化することにより、農作物と同様に水産物の「地域化」が進むのか」 Reiko Omoto, Masato Uehara, Daigo Seki, Masaru Kinjo(2024)Supply Chain-Based Coral Conservation: The Case of Mozuku Seaweed Farming in Onna Village, Okinawa. Sustainability 16 pp.1-23.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
コロナの影響で課題実施期間を延長しているが、結果としてじっくりと計画的に研究費を使用して、焦ることなく研究成果の発表を想定以上に行うことができている。
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Strategy for Future Research Activity |
最終年度として、前年度に発表した英語論文、Reiko Omoto, Masato Uehara, Daigo Seki, Masaru Kinjo(2024)Supply Chain-Based Coral Conservation: The Case of Mozuku Seaweed Farming in Onna Village, Okinawa. Sustainability 16 pp.1-23.にさらなる情報を加える形で、日本語書籍の章として、広く一般向けの成果発表を予定している。そのための現地調査および資料収集を行う予定である。
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Causes of Carryover |
当初オープンアクセス論文として発表する予定をしていた論考1本について、掲載費用のかからない論文雑誌を選択したことと、書籍の章の執筆期限が当初予定よりも余裕ができたため、そのための追加調査と資料費に予算を残したため。
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