2021 Fiscal Year Research-status Report
Project/Area Number |
19K13557
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Research Institution | Kanazawa University |
Principal Investigator |
早川 咲耶 金沢大学, 法学系, 准教授 (30825112)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | フランス法 / 会社法 / 企業法 |
Outline of Annual Research Achievements |
研究計画書に記載したとおり、フランスの倒産法制及び会社破綻場面における会社役員の個人責任について、判例及び学説を研究し、日本法との比較を行った。1年目及び2年目の研究成果についても再度見直し、研究をまとめている。 新型コロナウィルスの流行は大分緩和したものの、流行の再拡大などから昨年度に引き続き海外渡航が叶わなかった。研究は主として取り寄せ対応によって可能な範囲でのみ行っており、現地での実務家や研究者の知見を得ることは出来なかったことについては残念である。 2022年3月より研究結果の一部を、雑誌連載(法学協会雑誌)によって発表している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
研究成果について、一定の蓄積が形成され、現在雑誌での連載を開始している。
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Strategy for Future Research Activity |
引き続き取り寄せで対応出来る資料を中心に研究を進めるが、本年度は可能ならば現地へ渡航し、現地研究者との交流を行いたい。
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Causes of Carryover |
コロナ禍による渡航不可のため、基本的に物品費や資料取得のみの支出であった。コロナによる移動制限が緩和されてきたので、今年度は渡航に用いたいと考えている。
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