2019 Fiscal Year Research-status Report
Political Situation in Palestine and Behavioral Logic of the Non-State Actor: Analysis of Domestic and Foreign Strategy of Hamas
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19K13642
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Research Institution | 防衛大学校(総合教育学群、人文社会科学群、応用科学群、電気情報学群及びシステム工学群) |
Principal Investigator |
江崎 智絵 防衛大学校(総合教育学群、人文社会科学群、応用科学群、電気情報学群及びシステム工学群), 人文社会科学群, 准教授 (70647297)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | ハマース / パレスチナ / イスラエル / 国際関係 / 対外政策 / 脅威認識 / 安全保障 |
Outline of Annual Research Achievements |
外国語文献のうち英語で書かれた二次資料をイスラエルおよびパレスチナ関連を中心に収集し、2012年以降のハマースの動向を含むパレスチナ情勢などについて情報を整理・分析する素地を整えた。令和元年6月7日から令和2年3月31日まで産前・産後休暇および育児休暇を取得したため、研究を一時中断した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
令和元年6月7日から令和2年3月31日まで産前・産後休暇および育児休暇を取得することになっていたため、海外調査を先送りするとともに、研究を一時中断した。
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Strategy for Future Research Activity |
第1に、初年度に収集した資料に基づき、①パレスチナ内部のパワー・バランスにおけるハマースの動き、②ハマースと近隣中東諸国との関係、という2つの側面について情報を整理・分析していく。第2に、アラビア語の文献を収集および解読し、上記の2点について確認するとともに、海外調査で明らかにすべき問題点を浮かび上がらせる。第3に、海外調査の実施予定地であるイスラエル、パレスチナ、ヨルダンおよびエジプトにおけるコロナウィルスの感染状況に留意しながら、可能な範囲で渡航し、現地で聞き取り調査を行う予定である。
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Causes of Carryover |
令和元年6月7日から令和2年3月31日まで産前・産後休暇および育児休暇を取得し、研究を一時中断したため、次年度使用額が生じることになった。当該助成金は、上記の理由で実施できなかったアラビア語文献所有施設への出張を伴う更なる資料の収集および海外調査の実施に充てる予定である。
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Research Products
(1 results)