2022 Fiscal Year Annual Research Report
Financial literacy and anxiety about life in old age
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19K13739
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Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
角谷 快彦 広島大学, 人間社会科学研究科(社), 教授 (20619176)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 金融リテラシー / 健康行動 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は極めて順調に推移し、当初の計画を大幅に上回る成果を出すことができた。主だった成果は、令和4年度は、当該テーマに関する研究成果のインパクトファクター付きの国際学術誌に採択された9本の論文と共著書籍1冊である。掲載された雑誌はInternational Journal of Environmental Research of Public Health: Health Economics (IF=4.614, 5本)、IEEE Access (IF=3.467, 1本)、BMC Public Health (IF=4.135, 1本)、Behavioral Science(IF=2.286, 1本)、Sustainability (IF=3.889, 本)である。また、共著書籍はMahajlo Jakoljevic and Seiritsu Ogura (eds)「Insights in Health Economics: 2021」(frontiers media)で、論文「Financial Literacy, Financial Education, and Smoking Behavior: Evidence from Japan」が1本収録された。 令和4年度は研究成果のメディア掲載も多かった。具体的には、日本経済新聞、朝日新聞、毎日新聞、中国新聞の各紙で成果が写真つきで大きく掲載された。また、FNNプライムオンライン等のネットメディアでも研究が複数回特集された。 さらに、令和4年度は、計画通り、データの収集とその分析に従事。特に研究環境のDX(デジタル・トランスフォーメーション)化により、国際的な研究打合 わせを効率的に行うとともに、打ち合わせの録画等を通じて、打ち合わせ内容を効果的に共有・確認できる環境を整えた。これにより、論文執筆作業の効率が大きく向上した上に、コロナ禍でありながら、国際共著論文も出版した。 その他、令和4年度の成果は、2022年日本経済学会春季大会の指定討論者、日本学術会議「ワークライフバランス分科会」での研究報告、JILPT・日本学術会議・労働政策フォーラム「ワークライフバランス研究の新局面」での指定討論者等にも役立てた。 なお、上記成果に加え、年度末時点では査読付き国際学術誌に投稿し、査読中の論文がさらに6本ある。
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Research Products
(14 results)