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2021 Fiscal Year Research-status Report

A comparative study of tea-producing areas in pre-war Japan

Research Project

Project/Area Number 19K13759
Research InstitutionTeikyo University

Principal Investigator

粟倉 大輔  帝京大学, 経済学部, 講師 (60757590)

Project Period (FY) 2019-04-01 – 2023-03-31
Keywords茶業 / 茶産地
Outline of Annual Research Achievements

昨年度の実績については、ほとんど何もできずに成果をあげることができなかったといってよい。これは、新型コロナウイルスの感染拡大がいまだ終息せず、資料の調査や収集などがほぼ出来なかったことに尽きる。本来であれば、茶産地でまだ訪問をしたことのない京都府の宇治や、佐賀県の嬉野、以前訪問した茨城県の猿島を訪問し、そこでの資料収集および生産者や組合員の方々といった茶業関係者へのインタビューも実施したかったのだが、それらは叶わずに終わってしまった。また、報告者自身も学内のオンライン授業の準備や学生の指導などに追われたことで、研究が疎かになった点も否定できない。もちろん、報告者の研究の実績がほとんど出てこなかったのは、自身の怠慢にすべての責任があることは言うまでもない。
ただ、具体的な成果こそ出せなかったものの、インターネット上でできる文献や論文の調査を行い、また茶業に関係するデータも少しずつではあるが収集をしてきた。また、報告者の兼任先である静岡県立大学グローバル地域センターで現在実施している「静岡茶の世界を考える懇話会」での報告の質疑応答や、メンバーとの交流などで、茶業や茶産地に関する歴史的な話や現状などを直接知る機会に恵まれた。また、静岡県の森町というところの茶業史編纂事業に関わることができ、その執筆過程で一次資料に触れることもできた。こうした資料を得たことは、実績として形にすることはできないが、今年度につながることでもあると考えている。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

研究成果の進捗は遅れている。これは、茶産地の実地調査や、遠隔地の資料収集が思うようにいかずに終わってしまったことで、成果をまとめることが叶わなかったためである。

Strategy for Future Research Activity

今後は、いまだ新型コロナウイルスの感染状況がどのようになるか予測が付かないものの、宇治への訪問は行うことができればと考えている。また、さらに叶うのであれば、嬉野など九州の茶産地を訪れて、歴史的な話や現状を把握したい。これまでの研究成果や集めたデータなどを用いて、所属学会で発行している学術雑誌に論文を投稿し成果を公表できるようにしたいと思う。

Causes of Carryover

次年度使用額が発生した理由としては、昨年度も新型コロナウイルスの感染拡大にともない調査・研究が想定よりも進まなかったためである。
ただし、購入する文献である茶業関係の資料や自治体史、統計書などはすでに目星がついているため、それらの購入に使用額を充てる予定でいる。また、京都宇治や九州などへの茶産地への視察、現地調査のための旅費にも使用する予定である。

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Published: 2022-12-28  

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