• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2019 Fiscal Year Research-status Report

VR技術を用いたマーケティング・コミュニケーションの効果と没入促進要素の解明

Research Project

Project/Area Number 19K13828
Research InstitutionAsia University

Principal Investigator

福田 怜生  亜細亜大学, 経営学部, 講師 (80806422)

Project Period (FY) 2019-04-01 – 2023-03-31
Keywords没入 / VR / マーケティング・コミュニケーション論
Outline of Annual Research Achievements

平成31年度には、以下の2つの研究を実施した。
「研究1:VR体験と態度変容との関係の解明」:先行研究で用いられた実験材料と同等のVR体験を作成した。また、このVR体験の主題に関する態度とVR体験との関係について検討した。その結果、映像資料を視聴した条件と比較し、VR体験を行った条件のほうが、主題に関する態度が強く変容するといった先行研究の知見と合致する結果が得られた。さらに、VR特性に対する知覚がこの態度変容を強化するといった結果も得られた。
「研究2:VR体験にもとづく没入尺度の開発」:物語の移入尺度など没入に関連する複数概念をもとに、没入尺度の開発を行った。実験の結果この尺度の妥当性が確認された。また、VR体験と態度との関係を没入が媒介していることも示された。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

当初の予定通り「研究1」を実施した。一方、本来はVRを使用したMCについて、実際の体験型MCを取り上げ、VR体験とその効果を比較する予定であったが、次年度行う予定であった研究2を先に実施したため、これは次年度に行うこととした。

Strategy for Future Research Activity

次年度では、昨年度実施ができなかった「実際の体験型MCとVR体験との効果比較」を行う予定である。
そのためには実際の体験型MCの撮影を行う必要があるが、新型コロナウィルス拡大の影響により、撮影ができない可能性がある。
また、実験実施自体が困難な可能性もあり、この研究が実施できない場合には「VRの効果に関する文献サーベイ」をすすめるとともに「VR体験に関する実験材料の改良」を行う予定である。

Causes of Carryover

VR開発に関する書籍の購入をより行う予定であったが、今年度の実験材料作成は既に購入した書籍で可能であったため、この書籍の購入を翌年に繰り越すこととした。

  • Research Products

    (2 results)

All 2020 2019

All Presentation (1 results) Book (1 results)

  • [Presentation] 購買意思決定の納得感と満足感を高める広告 -消費者のメンタルシミュレーションに着目して-2019

    • Author(s)
      福田怜生, 赤松直樹, 石井裕明, 外川拓, 松本大吾
    • Organizer
      日本広告学会第50回全国大会
  • [Book] 消費者の心理をさぐる:人間の認知から考えるマーケティング2020

    • Author(s)
      福田怜生
    • Total Pages
      20(仮)
    • Publisher
      誠信書房

URL: 

Published: 2021-01-27  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi