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2021 Fiscal Year Research-status Report

サービス業の原価企画活動を促進するマネジメントコントロールシステム

Research Project

Project/Area Number 19K13864
Research InstitutionRissho University

Principal Investigator

近藤 大輔  立正大学, 経営学部, 准教授 (30712533)

Project Period (FY) 2019-04-01 – 2023-03-31
Keywordsインタビュー調査
Outline of Annual Research Achievements

コマニー株式会社(「パーティション(間仕切り)」で快適空間・機能空間を創造するメーカー)の調査を前年度同様に行った。具体的には社長インタビューに加え,サービス担当社員へのインタビューを行った。メーカーもモノとして製品だけでなくサービスも付加して競合企業と差別化するサービタイゼーションを実施している。
メーカーのサービタイゼーション事例からは,サービス業の原価企画に役立つデータが得られる。この本論文はサービス業の原価企画をメインテーマとしたものではないが,この論文を執筆する過程でコマニー株式会社とは良好な関係を築けたので,今後,サービス業の原価企画に役立つデータを得られるように調査を進める。
そのほか鉄道模型を製造販売する関水金属株式会社と受託研究契約を結んでいた。このプロジェクトからもサービス業の原価企画に役立つデータが得られており,論文を執筆してメルコ管理会計研究に投稿した。現在,査読報告書の指摘事項を見ながら修正を進めている。査読者からは「サービタイゼーション(製造業のサービス化)の論点と原価企画を融合し,事例研究を行った論文で,興味深く読ませていただきました。サービタイゼーションと原価企画を融合した視点で書かれた論文は,現状ではほとんど存在しないと思いますので,当該視点で説得力のある内容で示されれば学会にとってたいへん有意義な研究になると思います。」という評価ももらっている。
最後に株式会社・ヤングドライのインタビュー調査を実施しており,サービス業の原価企画に関するデータが入手できた。さらに調査を進めて論文を執筆する予定である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

インタビュー調査も進んでおり,おおむね順調に進んでいる。

Strategy for Future Research Activity

当初の計画通り研究を進めつつ,新たなリサーチサイト,新たなグループとも協働して研究を進める。

Causes of Carryover

インタビュー調査や必要な機器に使う予定である

  • Research Products

    (2 results)

All 2021

All Journal Article (1 results) Presentation (1 results)

  • [Journal Article] サービタイゼーションにおける製品とサービスの束の収益性管理-サ ービス業の原価企画の観点からの考察-2021

    • Author(s)
      近藤大輔・諸藤裕美
    • Journal Title

      日本管理会計学会 2019-2021 年度 スタディ・グループ 原価企画の今日的課題と対応 <最終報告書>

      Volume: 0 Pages: 41-52

  • [Presentation] サービタイゼーションにおける製品とサービスの束の収益性管理-サ ービス業の原価企画の観点からの考察-2021

    • Author(s)
      近藤大輔・諸藤裕美
    • Organizer
      日本管理会計学会

URL: 

Published: 2022-12-28  

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