2021 Fiscal Year Research-status Report
Enacting Eldertech in Senior Citizens' Communities of Japan: A Social Support Perspective
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19K13933
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Research Institution | Mukogawa Women's University |
Principal Investigator |
黄 テイテイ 武庫川女子大学, 経営学部, 講師 (40815552)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | Information systems / ICT / social support / community / elderly |
Outline of Annual Research Achievements |
この一年間には複数の研究事例の一次資料・二次資料を取り、事例部分に関する論文執筆に集中しています。 (1)現地調査で事例の現状を把握することができ、コロナで取材できない部分には得られた二次資料でカバーすることができました。事例1について、オンライン取材に基づいてこの高齢者事業システムの構造と運営に対する理解が深まりました。オンライン取材が足りない部分について、すでに今年の8月中旬の現地調査のアポイントメントを取りました。事例2について、現地の現状がわかり、二次資料についての理解が深まりました。事例3について、コロナ災いの原因でプロジェクトが休止になりましたが、担当者様がアンケート調査に協力してくれました。事例4についてオンラインのアンケート調査に進んでいます。 (2)手元の資料で見てみると、最初に立てた仮説がほぼ正しいのですが、細部につきましてデータに基づく修正がありそうです。三年前のコロナ災いで部分の事例が休止されたことになり、研究プロジェクトの進行も大きく調整する必要があります。すでに休止された事例の中にはアンケート調査を応じる責任者・関与者があり、そちらのルートで足りない資料を補填する予定です。 (3)論文執筆が順調に進んでいるが、高齢者のデータの取り方について予備案を用意しました。新聞記事など二次資料に基づいて各事例の構成や特徴を順調に整理できています。もともとインタビューをメインにした研究プランにオンラインのアンケート調査を追加しました。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
コロナは第七波になり、高齢者コニュニティーは外部からの取材を引き続き断る現状を打開できず、高齢者のインタビューがどう実施するのは難しいところです。
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Strategy for Future Research Activity |
高齢者に対するインタビューをアンケートに切り替える準備をしています。残りの二つの事例の現状調査を先に進みたいです。
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Causes of Carryover |
今年から来年にかけて対面取材ができる範囲で旅費の予算を使用したいと考えております。予備案のアンケート調査のため、設備費(タブレット端末など)、人件費や取材謝礼金なども必要と考えております。そして研究成果発表のための学会の参加費用など論文に関する費用が発生することを考えております。
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