2020 Fiscal Year Research-status Report
A Study of Compulsory Methods for the Mentally Ill.
Project/Area Number |
19K13964
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Research Institution | National Center of Neurology and Psychiatry |
Principal Investigator |
金澤 由佳 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター, 精神保健研究所 薬物依存研究部, 科研費研究員 (10782815)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 強制的な医療 / 触法精神障害者 / 精神障害者 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、精神障害者・触法精神障害者(以下「患者」)に対する強制的な医療および支援について検討するものである。本研究の目的は、患者に対する 医療・支援がなぜ行うことができるとされてきたのか、または現状どのように行われているのかを包括的に明らかにすることである。 今年度は、実態調査が予定されていたが、新型コロナウイルスの影響で、インタビューの見通しがつかない状況が続いていた、所属機関の倫理委員会へ倫理審査までは通すことができリクルートが完了している。精神保健福祉法(措置入院、医療保護入院、任意入院)、医療観察法(入院、通院)を網羅しリクルートを行った。 文献研究を継続していたことから、今年度の成果としては、学会発表と論文を執筆することができた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
倫理審査は通すことはできたものの、新型コロナウイルス蔓延のため、年度内にはインタビュー調査までは実施できなかったため上記の自己評価とした。
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Strategy for Future Research Activity |
インタビュー調査を2021年中に実施予定であり、そのデータに基づき学会発表および論文執筆を行う予定である。状況を見ながら、勉強会等を行いたい。
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Causes of Carryover |
新型コロナウイルスの影響で、インタビューおよび研究会が実施できず、人件費の支出が全くなかったため繰り越しになった。次年度インタビュー実施が予定されているため謝金としての支出が見込まれている。
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Research Products
(6 results)