2020 Fiscal Year Research-status Report
保育者用GRIT尺度開発とストレスマネジメントプログラムの提案
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19K14181
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Research Institution | Nagoya Women's University |
Principal Investigator |
田村 知栄子 名古屋女子大学, 文学部, 講師 (50801544)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 保育 |
Outline of Annual Research Achievements |
保育者養成校の学生のGRITの縦断的研究をおこなった。その結果、GRITは学年があがることにより向上していくことがわかった。考察の結果、実習での体験が大きいのではなかと推察できた。さらに、因果関係を分析するとGRITがバーンアウト、保育者効力感に影響することもわかった。 今年度はコロナ渦において質問紙の回収に問題が生じた。そのため、来年度におこなうストレう軽減のプログラムの作成を優先的に着手した。このような状況下で対面での実施が難しいため、デジタルコンテンツを用いることの着想に至った。現在は質問紙調査を各養成校に改めて依頼し、プログラムの実施を進めている。本研究の結果は、日本幼少児健康教育学会において口頭発表をおこなっている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
コロナ渦において質問紙の依頼の実施が遅れた。しかしながら、ストレス軽減プログラムの実施を優先的におこなうことにした。
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Strategy for Future Research Activity |
デジタルコンテンツを用いたプログラムの効果測定をおこなう。また、尺度開発も同時におこなっていく。
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Causes of Carryover |
今年度はコロナ渦のため出張ができずに経費が使用できなかった。
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