2019 Fiscal Year Research-status Report
Research for the development of education programs for promoting the use of NDB
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19K14335
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Research Institution | University of Occupational and Environmental Health, Japan |
Principal Investigator |
村松 圭司 産業医科大学, 医学部, 准教授 (00644022)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | NDB / 練習用データセット / 教育プログラム |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、NDBに格納されているデータの個票と同じ形式で作成したダミーデータの練習用データセットを活用した、NDB利活用促進のための教育プログラムを開発することである。今年度は、過去に実施した研究で開発したNDBの練習用データセットを用いた動画教材の作成を行った。また、それらを組み合わせたオンラインで学習できる環境の構築及びコースの試作を行った。更に、NDBデータを活用した経験のある者やレセプトデータを研究利用した経験のある者に対し試作コースに関してヒアリングを行った。 次年度は、ヒアリングの結果、試作コースの修正を行い、学習コースを完成させる。その後、学習効果を測定するとともに、アンケートを実施し、更なる教育プログラムの改善を行う。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
教育プログラムの試作は終了しており、次年度の上期でプログラムの改善を行い、第三四半期でプログラムの公開及び受講生の募集、受講を行い、第四四半期で結果を取りまとめることを想定している。この予定は余裕があるため、研究期間内に終了できる見込みである。
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Strategy for Future Research Activity |
教育プログラムを改善した後、より多数の研究者等に受講してもらえるよう、MOOC等への公開も行っていく。 具体的には、研究者の所属する大学のeラーニングシステム上への掲載や、Youtubeへの公開、学習用サイトの構築に加え、GaccoやCourseraといった、国内外で広く用いられれているMOOCへの公開も検討する。また、研究者が先行研究で構築した人的ネットワークを活用し、こうした取り組みを広く周知する。
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Causes of Carryover |
当初は今年度の教育プログラム試作の段階から研究協力者として動画の編集等を依頼する予定であったが、研究者自身で行うことが可能であったため使用しなかった。次年度の教育プログラムの改善では、動画の字幕作成や編集等の質の向上のために人件費・謝金を使用予定であるため、執行可能と考える。旅費はヒアリングで使用する予定であったが、COVID-19の影響で遠隔でのヒアリングとしたため使用しなかった。旅費については、遠隔でのヒアリングのための通信用ソフトウェアや人件費・謝金等に使用する予定である。
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