2020 Fiscal Year Research-status Report
変声期の自己受容と表現を支える児童合唱団の機能と役割
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19K14394
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Research Institution | Toyo Eiwa University |
Principal Investigator |
小井塚 ななえ 東洋英和女学院大学, 人間科学部, 講師 (40791900)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 変声期 / 身体化 |
Outline of Annual Research Achievements |
2020年度は2年目ということで、初年度の研究成果を踏まえて聞き取り調査の拡大と合唱団へのアンケート調査とフィールドワークを予定していた。 しかしながら、新型コロナウィルス感染拡大の影響に伴い多くの合唱団の活動が停止し、フィールドワークやアンケート調査を実施することができず、当該研究の計画を進めることができなかたったため、先行研究のレビューにとどまった。 また2020年度の10月からは産休育休の取得により、科研費を停止中である。 現在大幅に研究実施計画に変更が生じているため、2021年度の後期からはオンライン等でのインタビューをはじめ研究の方法の一部見直しを行う必要があり、それらを検討していくとともに科研費の期限延長を行い当該研究の推進を目指す。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
理由 新型コロナウィルス感染症の拡大に伴い、多くの合唱団が練習を中止としたこと、県外への移動が困難になったことによって、2020年度に予定していた合唱団へのフィールドワークの実施が困難になってしまった。 また産休育休の取得によって現在研究費の使用を停止している。 以上の理由で当該研究の進捗状況が大幅に遅れるとともに、計画の立て直しを余儀なくされている 状況である。
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Strategy for Future Research Activity |
各合唱団への練習再開の可能性や時期について調査を行い、研究推進の方策について再検討を行う。 2021年度の後半は、オンラインでの聞き取り調査やアンケート調査等研究方法や研究環境、データの管理方法について再検討し実施していく。
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Causes of Carryover |
2020年度はほどんど研究を遂行することができなかったため、全体の使用計画に大幅な変更が生じ、次年度使用額として計上した。また、実施ができなかったフィールドワークの予定を2021年度以降へと変更したことによる旅費等の使用計画に変更が生じた。
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