2019 Fiscal Year Research-status Report
An attempt to organize the job-hunting continuation program with "value" essence among Japanese university students
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19K14430
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Research Institution | International University of Health and Welfare |
Principal Investigator |
輕部 雄輝 国際医療福祉大学, 赤坂心理・医療福祉マネジメント学部, 助教 (20780480)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | キャリア支援 / well-being |
Outline of Annual Research Achievements |
2019年度は,本課題が志向する就職活動継続支援プログラム確立のための予備的検討を行った。具体的には,大学1・2・3年生を対象として進路選択に関するアンケート調査を実施し,当該時点でのキャリア意識や進路選択行動について尋ねた。その結果,学年進行に伴って,進路選択に向けた計画的行動が上昇する傾向がうかがえた。しかしながら,希望進路の選択肢や進路探索行動の実行の程度については個人差ならびに大学間差が大きく,当該要因を踏まえた群設定に留意する必要があることが示唆された。 また,当初の予定では2019年度中に初回プログラムを実施する予定であったが,新型コロナウィルス感染症拡大の影響によって対面での実施が困難である現状,開始の見通しが得られていない。就職活動のスケジュールならびに採用形態にも今後相応の変更が生じることが想定され,当該プログラムの時期に関する再設定が余儀なくされている。 したがって今後は,2020年度以降プログラムの効果検証を進めていくにあたり,先に述べた個人差を踏まえた群設定ならびに対面での実施困難状況に対応しうる準備を行っていく。前者については,群間でデモグラフィック要因に有意な差が出ないように群設定を行うこと,後者については,プログラムの内容ならびに実施手続き等を映像化し使用予定のワークシートならびにアンケート調査と併せて対象者に配信するなど非対面の形態でもプログラムを履行しうる設定を整備すること,以上の方針を掲げている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
本課題が確立を目指すプログラムは,当初,協力者に対して対面で実施することを予定していた。しかしながら,新型コロナウィルス感染症拡大の影響によって,当該形態での実施が困難となり,プログラムの開始を延期せざるを得ない状況が一定期間継続しているため。
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Strategy for Future Research Activity |
今後2020年度以降プログラムの効果検証を進めていくにあたり,進路選択者の希望進路の選択肢や進路探索行動の実行の程度等の個人差を踏まえた群設定と,対面でのプログラム実施を極力回避した形での方法にて遂行していく。前者については,2019年度に実施した予備的検討の結果を踏まえ,群間でデモグラフィック要因等関連変数に顕著な偏りが出ないように群設定を行うこと,後者については,プログラムの内容ならびに実施手続き等を映像化し使用予定のワークシートならびにアンケート調査と併せて対象者にオンラインで配信するなど非対面の形態でもプログラムを履行しうる設定を整備すること,以上の方針にて研究の再計画を行い遂行していく。
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Causes of Carryover |
当該助成金は,本課題が確立を目指すプログラムの開始が新型コロナウィルス感染症拡大の影響のため延期を余儀なくされ,実施費として使用できなかったため生じている。そのため,プログラム実施に伴う費用として,翌年度請求分の助成金と合わせて使用予定である。
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