2023 Fiscal Year Research-status Report
子どもの強迫症臨床アセスメント開発と普及プロジェクト
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19K14445
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Research Institution | University of Fukui |
Principal Investigator |
牧野 拓也 福井大学, 学術研究院医学系部門(附属病院部), 特命職員 (20813752)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 不安 / 強迫観念 / 子どもの行動チェックリスト |
Outline of Annual Research Achievements |
コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する不安を測定する尺度であるcoronavirus anxiety scaleおよび強迫観念を測定する尺度であるobsession with COVID-19 scaleについて日本語・青年期版の尺度特性論文を発表した。この研究では日本に住む15歳から18歳の高校生を対象に、上記尺度ならびにSpence Children’s Anxiety Scale日本語版、Kessler 6 Scale日本語版を実施し、尺度特性の検証を行った。 また、2023年1月に発表した児童青年の精神障害を評価するための半構造化面接Kiddie Schedule for Affective Disorders and Schizophrenia Present and Lifetime Version (K-SADS-PL) for DSM-5日本語版の特性検証研究で得られたデータ(K-SADS-PL DSM-5による診断および子どもの行動チェックリスト6-18歳用; Child Behavior Check List 6-18等)を用いて、強迫症を予測する子どもの行動チェックリスト項目を検証する研究を行った。後ろ向き観察研究として2023年初旬に倫理審査を受け、結果は2023年11月に行われた第64回日本児童青年精神医学会総会にて「児童青年期の強迫症を予測する子どもの行動チェックリスト(CBCL)項目の検討」と題して報告した。なお、この結果を論文化し、次年度に国際誌にて発表する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
2023年度中に既存情報を用いた後ろ向き観察研究の結果を論文化し発表する予定であったが、これが困難であった。倫理審査に軽微な修正を行う可能性があるが、現時点でデータ整理等は完了しており、次年度での研究完了は十分に可能である。
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Strategy for Future Research Activity |
第64回日本児童青年精神医学会総会にて発表した「児童青年期の強迫症を予測する子どもの行動チェックリスト(CBCL)項目の検討」の内容をもとに、現在論文執筆中であり、2024年度中に国際誌にて発表予定である。
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Causes of Carryover |
結果の公表に遅れが生じたため、次年度使用額が生じた。2024年度中に結果の公表を行うため使用する予定である。
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Research Products
(2 results)