2020 Fiscal Year Research-status Report
疼痛性障害に対する行動活性化療法の脳画像評価と治療効果予測因子の解明
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19K14451
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Research Institution | Fukushima Medical University |
Principal Investigator |
青木 俊太郎 福島県立医科大学, 医学部, 助教 (60786416)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 痛み / 慢性痛 / 認知行動療法 / 行動活性化 |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は新型コロナ感染症の影響によって、集団療法の実施はストップしていたが、リクルートを継続的に行った。また、遠隔で集団療法を実施するための準備やソーシャルディスタンスを担保したうえでのグループディスカッション方法について吟味をした。成果公表は、論文2件、学会発表1回を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
昨年度に想定以上の対象者を募ることができたが、本年度はそこからの進展をすることができなかった。一方、感染症予防対策を行ったうえで集団療法を実施するための準備は進捗しており、リクルート自体は継続できているため、整備が整い次第、継続的な集団療法の実施を行うことができる。イレギュラーな状況ではあるものの、研究は順調に進展していると考えられる。
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Strategy for Future Research Activity |
感染症予防対策についてさらに確認したうえで、遠隔およびハイブリッド方式での集団療法を実施していく。以前の参加者のフォローアップデータを取得する。
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Causes of Carryover |
本年度は研究データ取得の進捗が少なかったため支出がすくなかったが、次年度以降その分研究を進捗させるため、次年度使用額が生じる。また、学会発表も感染症の影響で機会が限られていたため、次年度以降にその分の発表を行う予定であり、その分の費用が必要である。
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[Presentation] 気分障害が併存する慢性疼痛患者に対する集団行動活性化療法の試み2020
Author(s)
横倉俊也 , 青木俊太郎 , 戸田亘 , 松本純弥 , 大谷晃司 , 本谷亮 , 上田由桂 , 大西真央 , 志賀可奈子 , 川嶋彩花 , 板垣俊太郎 , 三浦至 , 矢部 博興
Organizer
第116回 日本精神神経学会学術総会