2020 Fiscal Year Research-status Report
Development of new neutrino detector using SOI technology
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19K14739
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
木河 達也 京都大学, 理学研究科, 助教 (60823408)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | ニュートリノ検出器 / Silicon-On-Insulator |
Outline of Annual Research Achievements |
初年度においては本研究におけるセンサー開発の方針を決定し、新センサーの概念設計を行った。 当該年度においては、企業や高エネルギー加速器研究機構のSOI検出器の専門家との議論を元に、シンチレーション光検出用のSOI検出器の試作機の技術設計、製作、検査を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
初年度にSOI Pixel MPWランによるシンチレーション光検出用のSOI検出器の試作を予定していたが、十分な募集が集まらずSOI Pixel MPWランが延期になり、検出器の試作が1年遅れたため。
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Strategy for Future Research Activity |
次年度前半に当該年度に製作したシンチレーション光検出用のSOI検出器の試作機を詳細に試験を行い、性能を評価する。 次年度後半に、性能評価の結果をフィードバックした時期試作機を設計、製作し、試験を行う。
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Causes of Carryover |
初年度に計画されていたSOI Pixel MPWランが延期になったことにより、センサーの製作のための費用の使用が1年遅れている。 次年度において、もともと当該年度に予定されていたセンサーの製作を行い、その際にこの費用を使用する。
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