2021 Fiscal Year Research-status Report
実環境におけるリブレット乱流摩擦抵抗低減効果の評価手法構築
Project/Area Number |
19K14898
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Research Institution | Japan Aerospace EXploration Agency |
Principal Investigator |
伊藤 萌奈美 (笹森萌奈美) 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構, 航空技術部門, 研究開発員 (80836065)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | リブレット / 乱流境界層 / 壁面摩擦抵抗 / 抵抗低減評価手法 / 実環境 / 壁乱流 / 摩擦抵抗低減 |
Outline of Annual Research Achievements |
2021年度はこれまでに構築した解析ツールを用いて,圧力勾配下の風洞試験結果を用いたリブレット効果の評価を実施した.圧力勾配下のリブレット効果については先行研究も少なく,結果の妥当性評価を進めている.また,リブレット形状に依存しない壁面摩擦抵抗と対数速度分布との関係式導出を目指して,JAXA開発の波型リブレットを用いた風洞試験を実施した.これまでは台形溝を有する従来のストレートリブレットをベースに関係式の構築を行っていたため,両リブレットの結果を比較することで関係式の違いを検証した.2021年度に取得した結果だけではデータのサンプル数が少ない可能性があるため,過去にJAXAで実施した結果も含めて2022年度にも引き続き検証を継続予定である.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
2021年度内に完了予定であった解析ツールから得た圧力勾配下の結果の妥当性評価や,リブレット形状に依存しない関係式導出に遅れが生じているため.
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Strategy for Future Research Activity |
まずは2021年度に遅れが生じた項目の検討を進め,その後,本手法をJAXA実施の飛行環境下におけるリブレット試験で得た結果へ適用し,実環境におけるリブレット特性を評価する.
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Research Products
(1 results)