• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2020 Fiscal Year Annual Research Report

弾性値選択モデルによる流体駆動ソフトアクチュエータの設計法の提案

Research Project

Project/Area Number 19K14951
Research InstitutionRitsumeikan University

Principal Investigator

和田 晃  立命館大学, 理工学部, 助教 (60802121)

Project Period (FY) 2019-04-01 – 2021-03-31
Keywords流体圧柔軟アクチュエータのシミュレーション / 流体圧柔軟アクチュエータの設計プロセス
Outline of Annual Research Achievements

昨年度までは,マルチマテリアル3Dプリンタを利用してアクチュエータを構成することを前提としていた.この場合において,現状では材料強度が低く,また,材料選択には制約があり実現できる設計は限定的であることがわかった.また,複雑な形状が成形できたとしてもサポート材を取り外せる構造にする必要があるなどの特殊な制約もある.具体的には,実用可能な耐久性を確保するためには構造体にある一定以上の厚みが必要となること,材料の耐久性が低いためソフトアクチュエータを大きく変形させることが困難になるなどの大きな制約がある.その結果,重要となるアクチュエータの変位特性を十分に計測することが困難といった問題が起きている.
今年度は上記のような制約がかからない条件下において本研究の根幹となる原理を明確にすることを目標とした.アクチュエータの変位特性を十分に把握するためにアクチュエータの構成法を再検討した.製造法をマルチマテリアル3Dプリンタに限定せず,高耐久の高強度繊維や柔軟膜などを剛体治具によって機械的に拘束する方法に切り替えた.対象とする流体圧柔軟アクチュエータを面アクチュエータとして設計法の解明に取り組んだ.専用の実験システム構築において,従来の流体圧バルジ試験の方法などを参考にして高い信頼性を確保できるようにした.目標運動を満足するために必要な高強度繊維,柔軟膜を流体圧バルジ試験などにより実験的に決定した.高強度繊維の配置と柔軟膜の材料を設計パラメータとした数種類の基本的な条件設定においてその変位特性を実験的に解明した.

  • Research Products

    (2 results)

All 2020

All Presentation (2 results)

  • [Presentation] 円筒形流体圧柔軟アクチュエータ設計法の比較検討2020

    • Author(s)
      塚本陽亮,和田晃,王忠奎,川村貞夫
    • Organizer
      ロボティクス・メカトロニクス講演会2020
  • [Presentation] 異なる剛性値分布による面アクチュエータの複雑運動実現2020

    • Author(s)
      高橋舜,和田晃,森佳樹,王忠奎,川村貞夫
    • Organizer
      ロボティクス・メカトロニクス講演会2020

URL: 

Published: 2021-12-27  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi