2022 Fiscal Year Annual Research Report
Reduction of human error occurrence in creating a configuration list of BOM due to a wide variety of specifications
Project/Area Number |
19K15248
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Research Institution | Chiba University of Commerce |
Principal Investigator |
横山 真弘 千葉商科大学, サービス創造学部, 講師 (40735354)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 部品構成表 / 人的ミスの発生 / サービス品質 |
Outline of Annual Research Achievements |
多仕様化により部品構成表の構成マスタが複雑になり、そこに仕様変更が発生すると、構成マスタを登録し直すために、新たな品目データと親子関係データを追加登録する作業が発生する。本研究では、初年度、次年度と、部品構成表の仕様変更の現場で人的ミスが発生するリスクに着目し、そのリスク低減に向けた研究を進めた。そして、構成マスタの作成における認知処理の構造把握に取り組み、作業で求められる認知処理の内容からミス発生のリスクの顕在化を行うことができた。 その後、昨年度以降は、研究対象をサービス分野に範囲を広げ、サービスの提供現場でのミスの発生に着目した研究に取り組んだ。まずは、サービスにおける品質の定義である「SERVQUAL」に着目し、サービスの品質と顧客満足との関係や、サービス品質を評価するための研究を進めた。SERVQUALは、サービスの品質を測定するための5次元(信頼性、反応性、確実性、共感性、有形性)の定量的な尺度である。SERVQUALを活用したサービスの品質測定についての文献を調査しながら、顧客の要求をサービス設計に反映するための手法としてのQFD(品質機能展開)の活用についても、併せて研究を進めた。調査した内容は、千葉商大論叢(第60巻)にて「工学的側面を含めたサービスの品質に関する研究の概観-サービスの品質の評価手法QFDの活用可能性-」の報告を行った。また、2023年3月に台湾の中央研究院にて、「Overview of studies on evaluation methods for quality of service」の発表も行った。
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Research Products
(1 results)