2020 Fiscal Year Research-status Report
海水魚類の種分化過程における生殖隔離の進化に生理・生態・行動からせまる
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19K16217
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Research Institution | Tokai University |
Principal Investigator |
武藤 望生 東海大学, 生物学部, 講師 (50724267)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | MIG-seq |
Outline of Annual Research Achievements |
20年度は,新型コロナウィルス感染拡大の影響により,予定していたサンプリングおよび分析がほとんど実施できなかった.そのため,サンプリング地点の現地協力者との関係維持および入手できた少数のサンプルから組織切片・耳石・生殖腺の採取と形態計測をおこなうことにより,21年度以降の研究に備えた.また,19年度までに入手していた一部のサンプルをMIG-seq分析に供することにより,キツネメバルとタヌキメバルのゲノム分化を予備的に分析した.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナウィルス感染拡大の影響により,計画どおりのサンプリングおよび分析が実施できていない.
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Strategy for Future Research Activity |
新型コロナウィルス感染拡大がつづくなか,規模を縮小してでもサンプリングと分析が遂行できるように体制を整える必要がある.そのために現地協力者と綿密に打ち合わせをおこない,代替手段を模索する.また,一部の分析を省略するといった計画変更も視野にいれている.
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Causes of Carryover |
新型コロナウィルス感染拡大の影響によりサンプリングが実施できず,それにともない各種分析も実施できなかったため,差額が生じている.
サンプル確保の手段がととのえばサンプリング及び分析に順次使用していくため,差額は解消される.
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