2023 Fiscal Year Annual Research Report
Elucidation of a new mechanisms of action on drug-drug interaction of
Project/Area Number |
19K16435
|
Research Institution | Tokyo University of Pharmacy and Life Science |
Principal Investigator |
鈴木 賢一 東京薬科大学, 薬学部, 教授 (40775508)
|
Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
|
Keywords | 免疫チェックポイント阻害薬 / IL-6 / CYP3A4 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、本学の臨床薬理学教室および東京医大病院薬剤部、甲状腺外科学の医師との共同研究として準備を開始した。コロナ過で当初の計画は遅延しているが、上記医療機関との共同研究として協力を得る体制が構築できた。最終年度はプロトコル作成およびIRBへの申請準備のほか、学内でIL-6等のサイトカイン測定に用いる試薬、消耗品類を準備した。また2023年12月1日には第1回目の研究会議を開催した。研究会議では以下の点につき合意した。①対象となるレジメン⇒肺癌術後アテゾリズマブ+デュルバルマブ併用療法、CBDCA+ペメトレキセド+ペムブロリズマブ、等、②採血スケジュールは1コース時投与前、2コース時投与当日、ICI投与終了後、③対象症例に関しては、電子カルテにおいて臨床症状やirAE発現状況を調査する。④その他1)ICI初回投与、あるいはICI前回投与から100日以上間隔が空いている方。2)放射線療法やステロイド治療中の患者も含む。3)今後は研究計画書を完成させ、2024年中に東京医大IRBへ申請予定。全体としての研究成果はまだ得られてはいないが、医療機関との協力体制が構築でき、また必要な試薬などの購入が進んだことで、2024年内には研究を開始できる目途がたった。
|