2021 Fiscal Year Research-status Report
Survivinを標的とした骨髄腫幹細胞に対する新規治療戦略の開発
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19K16857
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Research Institution | Dokkyo Medical University |
Principal Investigator |
大藏 美幸 獨協医科大学, 医学部, 講師 (30647657)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | レナリドミド / 骨髄腫幹細胞 |
Outline of Annual Research Achievements |
骨髄腫幹細胞を根絶させ、骨髄腫を治癒へ導く治療戦略の開発を目的とした本研究で、本年度は以下を見出した。 未熟型の骨髄腫細胞を骨髄腫幹細胞のモデルとして、患者検体で予備検討をおこなった結果、レナリドミドが骨髄腫幹細胞に有効である可能性が示唆され、引き続き基礎実験をおこなった。 2022年3月8日から2023年3月31日まで産前産後・育児休業予定のため研究を中断する。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
研究責任者の転居により前所属先から現所属先への異動により、4ヶ月の期間が空いたため。 さらに、妊娠悪阻による体調不良のため、予定通り実験を遂行することができなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
骨髄腫幹細胞のモデルとしてside population細胞を作成し、候補薬の抗腫瘍効果を確認する。
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Causes of Carryover |
本年度は主にレナリドマイドの抗腫瘍効果の基礎的検討を中心に行い、予定していたside population細胞の検討を延期したため、次年度使用が生じた。 研究再開後、上記の検討に使用する消耗品を購入する予定である。
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