2019 Fiscal Year Research-status Report
ADLと唾液中CRPによる高齢者肺炎発症・予後の前向き検討
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19K16946
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Research Institution | Niigata University |
Principal Investigator |
小泉 健 新潟大学, 医歯学総合研究科, 特任助教 (10793888)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 誤嚥性肺炎 / 専門的口腔ケア / 高齢者 / ADL |
Outline of Annual Research Achievements |
① 倫理委員会申請と介護施設スタッフへの協力申請については、ほぼ予定通り進行しています。高齢者唾液中のCRPの測定・調整については、新型コロナウイルス感染症拡大のため、唾液検体の収集が開始できない状態のため、中断しています。 ② 研究参加者の組み入れも、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から中断しており、まだ組み入れは開始していない状態です。今後、コロナウイルス感染症が終息した際に開始する予定です。 補助研究としての肺炎症例データの集積は進行中であり、2020年3月末までに、3施設約850症例のデータ集積が終了しました。 コロナウイルス感染症が終息した際には迅速に研究を再開する予定です。唾液中のCRP測定の最終調整を行い、患者検体の測定を開始できるようにします。患者組み入れ・観察期間開始は6か月から1年程度おくれて、2020年10月~の開始を目指しています。肺炎症例データ集積は今後も協力施設を増やし、集積データ収集と並行して解析も行い、順次、ADLや口腔機能と肺炎発症率・死亡率との関連性を検討していきます。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
協力介護施設での検体採取等が新型コロナウイルス感染症のため行えずに進捗が止まっている。これまでの肺炎入院症例のデータの集積のみの進行となっている。
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Strategy for Future Research Activity |
患者組み入れ・観察期間開始は6か月から1年程度おくれて、2020年10月~の開始を目指すこととする。 肺炎症例データ集積は今後も協力施設を増やし、集積データ収集と並行して解析も行い、順次、ADLや口腔機能と肺炎発症率・死亡率との関連性を検討していく。
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Causes of Carryover |
物品費も、唾液検体が当初予定よりも集まらず、現状としてまだ試薬を購入しない段階で済んだため、繰越となった。 研究協力のために予定していた旅程が、新型コロナウイルス感染症のために中断、またほかの業務とともに訪問したりしたために使用せずに終了している。 感染終息とともに、再開し、使用する予定である。
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