2023 Fiscal Year Research-status Report
がん性疼痛患者のオピオイド誘発性便秘症に対する鍼灸治療の有用性に関する研究
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19K16981
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Research Institution | Kagawa University |
Principal Investigator |
神田 かなえ 香川大学, 医学部, 助教 (60778629)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 鍼灸 / 緩和ケア / がんサポーティブケア / オピオイド誘発性便秘症 / がん性疼痛患者 / 医療用麻薬 / 補完代替医療 / 電子温灸器 |
Outline of Annual Research Achievements |
オピオイド誘発性便秘症(Opioid-Induced Constipation: OIC)はオピオイド鎮痛薬を使用中の多くの患者で生じ、緩下剤の使用が不可欠となる。2023年度には5名のOICが出現している患者に対して介入試験を実施した。成果報告として、2023年12月に開催された第27回日本統合医療学会学術大会にて症例報告を行った。新型コロナウイルス感染症の影響により介入試験の開始が大幅に遅れ、予定症例数を達成できていないため、研究期間を1年延長申請し承認を得た。引き続き2024年度も介入試験を行い、症例を蓄積していく予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
新型コロナウイルス感染症の影響により患者への介入許可が下りず介入試験の開始が大幅に遅れたことに加えて、研究の性質上、対象患者のリクルートが一度に行える試験ではないため症例を蓄積するのに時間を要している。
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Strategy for Future Research Activity |
新型コロナウイルス感染症の影響により介入試験の開始が大幅に遅れ、予定症例数を達成できていないため、研究期間を1年延長申請し承認を得た。引き続き2024年度も介入試験を行い、症例を蓄積していく予定である。また、成果報告として、2024年5月に開催される第73回全日本鍼灸学会学術大会で症例報告を行う予定である。続いて、2024年9月には、第37回世界鍼灸学会(ICMART)にて国際発表を行う予定である。
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Causes of Carryover |
新型コロナウイルス感染症の影響により介入試験の開始が大幅に遅れ、予定症例数を達成できていないため、研究期間を1年延長申請し承認を得た。介入試験で必要な人件費・謝金や、成果発表に必要な旅費、参加費、論文掲載料に充てる予定である。
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Research Products
(3 results)