2020 Fiscal Year Research-status Report
An exploratory investigation of factors influencing effect of exercise on frailty in older patients with heart failure
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19K16986
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Research Institution | Yokohama City University |
Principal Investigator |
小西 正紹 横浜市立大学, 附属病院, 講師 (60530152)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 心臓リハビリテーション / フレイル |
Outline of Annual Research Achievements |
症例登録を継続し、横浜市立大学附属病院において累計30例を登録した。症例登録における同意取得、臨床データの収集、研究用採血の検体収集は滞りなく進んでいる。コロナ禍により共同研究施設(横浜市立大学附属市民総合医療センターおよび神奈川県立循環器呼吸器病センター)での倫理申請が遅延していたが、同2施設で倫理申請を通過し、症例登録を開始した。研究費の一部を使用して活動量計を新たに追加で購入し、同時に活動量を測定できる人数を増やせるようにした。研究費の一部を使用して体組成計を新たに購入し、体組成の測定にかかる時間を短縮できるようにした。登録した症例のデータの一部を解析、論文化し、投稿準備中である。しかしコロナ禍のため心臓リハビリテーションに参加する患者数が急減し、目標症例登録数へ達成するペースには至っていない。主研究機関である横浜市立大学附属病院ではいまだにコロナ禍以前の心臓リハビリテーションの症例数へ戻っておらず、今後も感染拡大の可能性があるため見通しは立ちづらい。しかし新たに症例登録を開始した横浜市立大学附属市民総合医療センターでは、もともと立地や施設条件のため急性期心疾患入院患者が多く、主施設である横浜市立大学附属病院をしのぐペースで心臓リハビリテーションに参加する患者が増えている。次年度は横浜市立大学附属市民総合医療センターからの登録症例を中心に積み重ね、目標症例である100例に到達した時点をもって最終的な解析を行い、論文化してゆく。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
コロナ禍により心臓リハビリテーションへ参加する患者数が急減し、症例登録に支障が生じている。
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Strategy for Future Research Activity |
次年度は横浜市立大学附属市民総合医療センターからの登録症例を中心に積み重ね、目標症例である100例に到達した時点をもって最終的な解析を行い、論文化してゆく。
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Causes of Carryover |
コロナ禍により症例登録が進まなかったため。
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