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2019 Fiscal Year Research-status Report

Intervantion of an antimicrobial stewardship based on the simple prediction rule for bacteremia using the degree of food comsumption and chill

Research Project

Project/Area Number 19K16990
Research InstitutionJuntendo University

Principal Investigator

小松 孝行  順天堂大学, 医学部, 助教 (70621928)

Project Period (FY) 2019-04-01 – 2022-03-31
Keywords菌血症診断予測 / 食事摂取量 / 悪寒・戦慄
Outline of Annual Research Achievements

2019年4月1日から2020年2月29日までに救急外来・一般内科外来を受診した463名に対して問診票に記載されている患者自身が記入した食事摂取量と寒気の程度を用いた。なお、経口摂取を行っていなかった9名、問診票記載の食事摂取量と寒気の程度が不明であったそれぞれ49名、39名を除いた366名(男性:200名,女性:166名, 平均年齢66.7±22.0歳)が対象となった。
血液培養陽性となった63名のうち、コンタミネーションであった15名を除いた48名が真の菌血症であり、コンタミネーションを含む318名が菌血症を認めなった。真の菌血症であった48名のうち食事摂取量が8割未満であったものは41名であり、患者自身が記載した食事摂取量でも8割未満であることが菌血症を感度85.4%,特異度16.4%で予測することが明らかになった。また食事摂取量が8割以上であれば菌血症でない、という陰性的中率は88.1%であった。
一方、48名のうち悪寒・戦慄を認めたものは12名であり、患者自身が記載した悪寒・戦慄の有無でも、悪寒・戦慄を認めていれば感度25.0%,特異度91.8%で菌血症を予測することが明らかになった。また悪寒・戦慄を認めなければ菌血症でない、という陰性的中率は89.0%であった。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

当初予定していた共同研究候補病院が、研究期間開始後になっても了承が取れず、最終的に年度後半になり辞退の連絡があった。このため代替施設の選定をすることになったが、了承が得られず、また内諾をいただいた施設においてもCOVID-19問題のため、実質的に研究開始ができない状態となったため。

Strategy for Future Research Activity

研究結果の概要に記載した通り、診断予測において比較的良好な結果を得られたが、前述の如く、進捗が遅れていた影響から研究期間において想定していた対象患者数よりも足りない結果となった。このため、研究機関を1年間延長し引き続きデータを集積する方針とした。

Causes of Carryover

当初計画ではデータ入力のための事務作業員、および統計解析者の雇用、および国際学会への参加を想定していた。しかし研究代表者によってデータ入力に関しては対応可能であったこと、また前述の如く研究機関延長に伴って統計解析者の雇用を見送ったこと、また国際学会への参加も見送らざるを得なかったことから、支出が抑えられたためであると考えられた。
次年度においては、統計解析者の雇用と、独立したパソコンの購入を予定している。また国際学会への参加を予定しているが、新型コロナウイルス感染症の影響で見送らざるを得ない可能性があることを懸念している。

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Published: 2021-01-27  

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