2023 Fiscal Year Annual Research Report
The relationship between MRI and cognition in Parkinson's disease.
Project/Area Number |
19K17031
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Research Institution | Mie University |
Principal Investigator |
松浦 慶太 三重大学, 医学部附属病院, 准教授 (70769885)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | パーキンソン病 / 脳深部刺激術 / MRI |
Outline of Annual Research Achievements |
パーキンソン病患者において、高次機能障害は経年的に出現頻度が高くなるが、診断時の予想を行うことは困難である。もし脳MRI画像にて、その出現を高い精度で予測することが可能なら非常に有益である。診断には、いくつかのあらたな方法が最近開発されてきたが、予後予測という研究報告はない。今回、予後予測のためのターゲット部位として、視床枕に注目していることが本研究の特色である。研究代表者は既にこの所見に関する基礎的ならびに臨床的研究を行ってきた。また、予備的な検討で脳深部刺激療法症例にて、視床枕と高次機能予後との関連を示唆する結果を得ている。 本研究では、画像と運動症状、高次機能障害などの関連を検討することで、MRI画像も予後予測のツールとして用いることを可能とすることを目的とする。MRIをパーキンソン病の高次機能、幻覚出現の予後予測に用いることは、本研究における独創的な点である。最終的なMRIとDBSの関連に関する報告を行った。[1] K. Matsuura, Y. Ii, M. Maeda, K. Tabei, M. Satoh, M. Umino, H. Kajikawa, T. Araki, N. Nakamura, H. Matsuyama, A. Shindo, H. Tomimoto, Pulvinar quantitative susceptibility mapping predicts visual hallucinations post‐deep brain stimulation in Parkinson’s disease, Brain Behav. (2023) 1–11. https://doi.org/10.1002/brb3.3263.
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Research Products
(8 results)