2019 Fiscal Year Research-status Report
神経炎症・酸化ストレスに着目し電気けいれん療法の再発予測因子を探索する前向き研究
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19K17094
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Research Institution | Wakayama Medical University |
Principal Investigator |
奥平 和也 和歌山県立医科大学, 医学部, 助教 (70644087)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 電気けいれん療法 / 再発 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、重度の精神症状のために初めて電気けいれん療法が実施される気分障害と統合失調症スペクトラム障害の患者を対象に、電気けいれん療法術後12ヵ月間での精神症状の再発の有無と術前の精神症状、臨床背景、電気けいれん療法の治療パラメーター、術前、術直後、術後3ヵ月、再発時の精神症状と末梢血炎症・酸化ストレスマーカーの変化との関連を検討し、電気けいれん療法の再発予測指標を明らかにすることである。 2019年度は統合失調症4例、うつ病1例、双極性障害2例の全7例をリクルートし、うち統合失調症の2例は有害作用による電気けいれん療法の中止、双極性障害の1例は再発、残る4例は1年間の経過のフォローアップ中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
年間で15例を目標としていたが、本研究への参加基準を満たさない症例を除外すると、初回の電気けいれん療法を施行した症例が7例であったために年間の目標症例数へ到達できなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
今後の課題の第一は研究対象症例数を増やすことである。
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Causes of Carryover |
実施症例数がなかったため、測定費などが予定額に到達しなかった。今後症例数を増やして次年度使用額を利用する予定である。
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Research Products
(2 results)