2020 Fiscal Year Research-status Report
子宮頸癌の小線源治療における人工知能を利用した自動輪郭入力の研究
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19K17139
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
西川 遼 神戸大学, 医学部附属病院, 医学研究員 (80736835)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 小線源治療 / brachytherapy / 画像誘導小線源治療 / IGBT / 人工知能 / AI |
Outline of Annual Research Achievements |
現時点では関連学会への参加その他の方法で情報収集および基本的技術の習得を進めている。具体的には放射線治療データ内の画像データの読み込み、Structure(臓器や標的の輪郭データ)の読み込み、その画像化、およびそれらを使用して輪郭抽出の学習を行わせるための前提知識の基礎を習得した。 機械学習において使用するモデル(ネットワーク)については引き続き情報収集を続けながら適切なものを選定・構築していく。放射線治療装置へのデータ書き戻しの手順については今後新たに習得する必要がある。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
本研究のテーマとしている小線源治療の担当者の異動により従来どおりの手順で小線源治療を行うことに難を生じている。また申請者自身の異動およびコロナ禍による施設を跨いだ人の行き来の実質的停止により、臨床の現場への介入が必要な部分については再開の目処が立っていない。
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Strategy for Future Research Activity |
主に他施設に身を置いた状態かつ感染症により行き来を制限された状態となっており、臨床に関わる部分の推進は困難となっている。 データのやり取りのみで推進可能な領域に絞って可能な範囲でのシステムの構築を進める予定である。
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Causes of Carryover |
担当者・申請者の人事異動、およびコロナ禍に伴う施設間の人の行き来の停止により、大幅に計画に遅延を生じているために未使用金が生じている。用途は当初の計画から大きな変更はない予定である。
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