2020 Fiscal Year Research-status Report
急性腸管虚血症に対するインドシアニングリーン動注による腸管血流評価の有効性の検討
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19K17198
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
佐々木 康二 神戸大学, 医学部附属病院, 医員 (10815989)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 急性腸間膜虚血症 / インドシアニングリーン / 動注 |
Outline of Annual Research Achievements |
令和2年度は、ウサギを用いて腸間膜虚血モデルの作成を行った。2羽のウサギを用いて上腸間膜動脈より塞栓物質(エンボスフィア)を動注し、動脈塞栓を行った。レントゲン透視上、動脈塞栓モデルの作成に成功した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
コロナ禍で実験の制限が出ていた影響でやや遅れが生じた。いずれにしても今年度中に本実験は終了する事が出来ると考えている。
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Strategy for Future Research Activity |
令和3年度中に本実験を行い、インドシアニングリーン静注群と動注群で腸管虚血同定能の違いを検証する。研究計画としては6羽のウサギ(動注:3羽、静注:3羽)を使用する予定で蛍光カメラでの評価を行う。
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Causes of Carryover |
コロナ禍での実験制限や出張制限があり、予定より必要資金が少なくなった。次年度の実験器具や資料、出張費用として使用する予定である。
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