2019 Fiscal Year Research-status Report
放射線腸炎の克服と、まったく新しい診断技術「放射線生検」の開発
Project/Area Number |
19K17205
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Research Institution | Nagoya City University |
Principal Investigator |
村井 太郎 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 助教 (00747602)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 放射線腸炎 / 放射線生検 |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度、本課題の臨床試験について、認定倫理審査委員会への申請と認定を受けた。この審査費用、登録費用については、前年度の研究費および私的財団から交付された研究費にて賄ったため、本年度は研究費を使用しなかった。実際の症例についても登録を開始した。しかし薬剤部との話し合いにおいて、生薬であるため、薬剤の保存期間が短いことや保管場所の問題が考えられたため、薬剤については一括で発注せず実際に症例が発生した時点で発注経費換算することとした。旅費については今回は海外学会に行かなかったため、使用しなかった。人件費についても、研究者が自分で対応したため使用しなかった。 この他、発表論文としては、第2相試験の結果を、「Efficacy of herbal medicine TJ-14 for acute radiation-induced enteritis: A multi-institutional prospective Phase II trial」として論文化した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本年度、本課題の臨床試験について、認定倫理審査委員会への申請と認定を受けた。この審査費用、登録費用については、前年度の研究費および私的財団から交付された研究費にて賄ったため、本年度は研究費を使用しなかった。実際の症例についても登録を開始した。しかし薬剤部との話し合いにおいて、生薬であるため、薬剤の保存期間が短いことや保管場所の問題が考えられたため、薬剤については一括で発注せず実際に症例が発生した時点で発注経費換算することとした。旅費については今回は海外学会に行かなかったため、使用しなかった。人件費についても、研究者が自分で対応したため使用しなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
上述のごとく、研究の本幹である認定倫理審査委員会への申請と認定については達成しており問題はない。また、他の研究費を使用している。薬剤費などについては、登録症例の増加とともに必要になる。また、生物学的、遺伝学的研究フェーズにおいて、薬剤、受託費などが必要になると思われる。このことから、本年度は本研究費を使用しなかったとしても、今後使用することが予想される。全体として、研究は順調に推移しており、規定年度までに成果の発表を目指したい。
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Causes of Carryover |
研究の本幹である認定倫理審査委員会への申請と認定については、他の研究費を使用した。薬剤費などについては、登録症例の増加とともに必要になる。また、生物学的、遺伝学的研究フェーズにおいて、薬剤、受託費などが必要になると思われる。このことから、本年度は本研究費を使用しなかったとしても、今後使用することが予想される。
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