2023 Fiscal Year Research-status Report
Development of new radiobiological dose evaluation system based on the dose-delivery time in radiation therapy
Project/Area Number |
19K17227
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Research Institution | Niigata University |
Principal Investigator |
中野 永 新潟大学, 医歯学総合病院, 特任助教 (20839229)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 放射線治療 / 亜致死損傷回復 / モンテカルロシミュレーション / マイクロドジメトリモデル / 照射時間 / 数理モデル |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究課題の目的は、細胞の亜致死損傷回復といった生物現象を考慮した放射線治療における線量評価システムの開発である。本研究の目的を解決するため、これまでのモンテカルロシミュレーションと数理モデルを組み合わせる方法に加えて、常微分方程式 (ODE: ordinary differential equation) に基いた数理モデルを開発し、照射時間と細胞生存率・腫瘍体積への影響を評価した。また、ODEに基づく数理モデルを用いることで、放射線治療の物理的な線量指標から腫瘍の反応性などの放射線生物学的な計算を行うことが可能となると考えられる。2023年度は、本研究成果を複数の学会発表や論文を出版してきた。2024年度は、開発した数理モデルを別の腫瘍細胞へ応用し、照射時間と細胞生存率・腫瘍体積への影響を評価する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
本研究の目的を解決するために新たに開発した数理腫瘍モデルを用いた研究内容の論文を複数投稿できたため
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Strategy for Future Research Activity |
2024年度は現在投稿中の1編の論文の出版を目指すとともに、より堅牢で別の腫瘍細胞への応用可能な放射線生物学的モデル構築ののための研究を続行する予定である
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Causes of Carryover |
購入予定のUSBメモリが2023年度は必要ではなくなったため
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[Presentation] Mathematical Model for Tumor Volume Calculation with Setup Error Using Single-Isocenter Stereotactic Radiotherapy2023
Author(s)
Hisashi Nakano, Takehiro Shiinoki, Satoshi Tanabe, Toshimichi Nakano, Takeshi Takizawa, Satoru Utsunomiya, Madoka Sakai, Shunpei Tanabe, Motoki Kaidu, Teiji Nishio, Hiroyuki Ishikawa
Organizer
第125回日本医学物理学会学術集会
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