2021 Fiscal Year Research-status Report
高磁場MRIを用いた新生児低酸素性虚血性脳症における水分子拡散と脳代謝物の可視化
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19K17254
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
大木 明子 京都大学, 医学研究科, 特定医療技術職員 (70825942)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 高磁場MRI / 新生児低酸素性虚血性脳症 |
Outline of Annual Research Achievements |
新生児低酸素性虚血性脳症(Hypoxic-Ischemic Encephalopathy: HIE)の診断においては、磁気共鳴診断法(Magnetic Resonance Imaging: MRI)などの画像診断装置が果たす役割は大きい。治療に関しては低温療法が現在標準的に用いられているが、最重症児には効果が低いとの報告がある。 以上の点から、HIEに対しては高精度な診断法と効果的な治療法の開発が必要とされている。 本研究ではHIEモデルラットを作製し、前臨床用高磁場MRIと新規イメージング技術を用いてHIEの病態を評価した。また、新規治療法である細胞療法に着目し、 Superparamagnetic Iron Oxide (SPIO)及びUltrasmall Superparamagnetic Iron Oxide(USPIO)造影剤で標識した臍帯由来幹細胞をMRI画像を用いて評価した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
高磁場MRIを用いて臍帯由来間葉系幹細胞の新生児での経時的観察を行った。成果は発表済みでありおおむね順調に進んでいる。
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Strategy for Future Research Activity |
・低酸素虚血負荷が健側及び患側の脳に与える影響について解析を進める。 ・化学交換飽和イメージングおよびNODDIの他病変モデルへの応用を進める。
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Causes of Carryover |
今年度は学会のオンライン形式になる等、当初の予定より余剰金が多かったため。 次年度に学会参加、論文投稿、実験用の物品購入などに充てる。
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Research Products
(1 results)