2022 Fiscal Year Annual Research Report
てんかん性スパズムの発作時脳波解析による脳梁離断術に対する予後予測因子の解明
Project/Area Number |
19K17332
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Research Institution | Tottori University |
Principal Investigator |
金井 創太郎 鳥取大学, 医学部附属病院, 助教 (80836916)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 英文原著論文 / 国内学会シンポジウム / 総説寄稿 / てんかん性スパズム / 脳梁離断術 / 脳波解析 / ウエスト症候群 |
Outline of Annual Research Achievements |
2022年度には、さらに発展した研究としてウエスト症候群(乳児てんかん性スパズム症候群)に対するACTH療法の治療効果を脳波定量解析について予測する研究を行い、その内容と成果についてまとめた、研究代表者が第一著者・責任著者である英語原著論文がClinical Neurophysiology誌(査読付き)にアクセプトされた。その他薬剤抵抗性てんかん、てんかん症候学、脳波定量解析などに関連した5本の英語論文(査読付き)の共著者となった。 2019年~2023年の研究期間を通してでは、本研究に関連した3本の英語原著論文(査読付き、うち2本は研究代表者が第一著者)が出版され、その他ウエスト症候群(乳児てんかん性スパズム症候群)や薬剤抵抗性てんかんなどてんかん・痙攣に関連した14本の英語論文(全て査読付き、うち2本は第一著者)が出版された。 また、本研究の内容は2019年に開催された第49回日本臨床神経生理学会学術集会と、2021年に開催された第63回日本小児神経学会学術集会のシンポジウムでそれぞれ発表し、大きな反響を得た。その他には、2020年に開催された第62回日本小児神経学会学術集会(口演)、2021年に開催された第63回日本小児神経学会学術集会(ポスター)、同じく2021年に開催されたThe 22nd Annual Meeting of The Infantile Seizure Society(ポスター)でそれぞれ研究内容を発表した。
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Research Products
(1 results)
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[Journal Article] Quantitative pretreatment EEG predicts efficacy of ACTH therapy in infantile epileptic spasms syndrome.2022
Author(s)
Sotaro Kanai , Masayoshi Oguri , Tohru Okanishi , Yosuke Miyamoto , Masanori Maeda , Kotaro Yazaki , Ryuki Matsuura , Takenori Tozawa , Satoru Sakuma , Tomohiro Chiyonobu , Shin-Ichiro Hamano , Yoshihiro Maegaki
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Journal Title
Clinical neurophysiology
Volume: 144
Pages: 83-90
DOI
Peer Reviewed