2021 Fiscal Year Research-status Report
新たな治療法の開発に向けた日光角化症における日光変性の表皮への作用機序の解明
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19K17781
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Research Institution | Nagoya City University |
Principal Investigator |
加藤 裕史 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 准教授 (30570709)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 日光角化症 / 免疫染色 / 遺伝子解析 |
Outline of Annual Research Achievements |
日光角化症は有棘細胞癌の前駆病変であり、その発がんメカニズムは明らかにされていない。我々はその発がんメカニズム、特に日光変性を起こした弾性繊維が 表皮細胞へ与える影響について明らかにすべく、日光角化症症例において免疫染色、リンパ球の解析、ネオアンチゲンの同定等を計画している。今年度は、昨年度に引き続きサンプル採取と併せて免疫染色、遺伝子解析を継続した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
免疫染色、遺伝子検索等を勧めているが、コロナウィルス感染症等の対応で進行が鈍化してしまったため、翌年への繰り越しを申請した。
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Strategy for Future Research Activity |
1年繰り越しを行い、その間に遅れている解析を進める予定である。
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Causes of Carryover |
研究進行の遅れがあり、解析を翌年に持ち越したため、次年度使用額が生じた。次年度に、当初の予定通りの用途での解析を行っていく。
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