2019 Fiscal Year Research-status Report
メタボローム解析によるピロリン酸カルシウム結晶沈着症の診断バイオマーカーの同定
Project/Area Number |
19K17899
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Research Institution | 社会医療法人神鋼記念会(総合医学研究センター) |
Principal Investigator |
高橋 宗史 社会医療法人神鋼記念会(総合医学研究センター), 総合医学研究センター, 医長 (20814437)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | CPPD結晶沈着症 / 関節液 / メタボローム解析 |
Outline of Annual Research Achievements |
研究計画では令和元年度に年齢、性別をマッチさせたCPPD結晶沈着症、関節リウマチ、変形性関節症患者の関節液と血清のメタボローム解析を行う各10例ずつで施行予定であったが、より良好な結果を得るために、代謝への影響が大きい合併症を有する患者をより厳しく除外し、かつ前述した3疾患を併存している患者を除外したところ、現在CPPD結晶関節症患者は9例、関節リウマチ患者は12例、OA患者は3例となった。そのためメタボローム解析を令和元年度は行わなかった。令和2年度に症例が集まり次第解析を行う予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
良好な結果を得るために、代謝への影響が大きい合併症を有する患者をより厳しく除外し、かつ比較する疾患、CPPD結晶関節症、関節リウマチ、変形性関節症を併存している患者を除外したところ、現在CPPD結晶関節症患者は9例、関節リウマチ患者は12例、OA患者は3例となった。そのためメタボローム解析を令和元年度は行わなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
検体保存を進めていく。年齢、性別をマッチさせたCPPD結晶沈着症、関節リウマチ、変形性関節症患者の関節液と血清が各10例ずつそろったらメタボローム解析を施行予定。実質、CPPD結晶性関節症は残り1例、OA患者は残り7例である。OA患者においては当科かかりつけ患者でも整形外科で関節穿刺している症例もあり、当科で施行することで集めることは十分可能と考える。
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Causes of Carryover |
研究計画では令和元年度に年齢、性別をマッチさせたCPPD結晶沈着症、関節リウマチ、変形性関節症患者の関節液と血清のメタボローム解析を行う各10例ずつで施行予定であったが、より良好な結果を得るために、代謝への影響が大きい合併症を有する患者をより厳しく除外し、かつ前述した3疾患を併存している患者を除外したところ、現在CPPD結晶関節症患者は9例、関節リウマチ患者は12例、OA患者は3例となった。そのためメタボローム解析を令和元年度は行わなかった。令和2年度に症例が集まり次第解析を行う予定である。
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