2021 Fiscal Year Research-status Report
神経芽細胞腫の治療後再発予防に対するAcyclic retinoidの研究
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19K18053
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Research Institution | Shimane University |
Principal Investigator |
石橋 脩一 島根大学, 医学部, 客員研究員 (70834795)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 神経芽細胞腫 / Acyclic retinoid |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、MYCN遺伝子増幅した神経芽細胞腫(NB)に対するAcyclic retinoid(ACR)を用いた再発予防法を開発することである。MYCN遺伝子が増幅している NBは、化学療法、手術療法、放射線療法および自家末梢血幹細胞移植併用大量化学療法による集学的治療後の再発が大きな問題となっている。現在、13-cisretinoic acid(13-cis RA)による分化誘導療法が行われているが、十分な効果が得られていない。近年、13-cis RAと同じビタミンAの誘導体であるACRが肝細胞がん(HCC)のMYCN遺伝子発現を抑制することが明らかとなり、HCCの再発予防薬として治験が行われている。また、ACRはがん細胞に対して抗がん効果を有することも報告されている。そこで、MYCN遺伝子が増幅しているNBに対して、ACRの有効性をin vitroおよびin vivoの両面から明らかにする。この研究成果を踏まえ て、MYCN遺伝子が増幅しているNBに対する集学的治療後の再発予防薬としてACRを用いた臨床研究を行い、ACRが再発予防薬の標準治療として確立させたい。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
他病院への異動となり、研究が継続できてい状況となり、休止中。
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Strategy for Future Research Activity |
2022年度より、島根大学に復帰したため、研究を再開する予定。
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Causes of Carryover |
他病院への異動に伴い、研究の継続が困難となっていたため、経費の繰り越しを行った。使用計画については主に、研究材料費に充てる方針である。
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