2020 Fiscal Year Research-status Report
非拘束、非接触ベッドセンサー生体情報モニターの小児術後管理における有用性検討
Project/Area Number |
19K18262
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
波照間 友基 千葉大学, 医学部附属病院, 助教 (30832886)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | COVID-19の影響による遅延 / 小児 / 呼吸監視モニター / ベッドセンサー |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は小児用の非接触型呼吸監視モニターの開発であるが、研究の遅延により明確な実績や成果は挙げられずにいる。遅延理由としては以下の3つが挙げられる。1.責任研究者が癌や膠原病などの基礎疾患を有しており、COVID-19感染防御に通常以上の注意を必要としていること。2.COVID-19パンデミックにより本研究の対象者である『緊急を要さない手術』が中止、延期となっていること。3.COVID-19によるパンデミックへの対応にリソースが割かれていること。 1.責任研究者は昨年度より癌と膠原病について治療を行っている。COVID-19に感染した場合に死亡する可能性が高まるため通常以上に体調管理と感染防御を求められていた。本年度になりワクチン接種を行えたため状況は改善すると考えている。 2.COVID-19パンデミックにより本研究の主な対象者である健常小児の手術が減少している。現時点では改善の見込みはないが、少数を対象とした研究モデルの変更を視野に入れて対応してゆく。 3.COVID-19によるパンデミックへの対応にリソースが割かれている。昨年からパンデミックは継続しているが、診療体制の大きな変革は未だに求められ続け、かつ生活を支えるインフラの消失も劇的な改善は認められない。パンデミックの収束が待たれる。 以上の理由から進歩状況に遅延が見られる。COVID-19によるパンデミックは未だ兆しが見えないが、研究モデルの変更やデータ収集の更なる効率化、病棟体制の整備によって次年度中には研究を終えられるよう計画している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
理由としては以下の3つが挙げられる。1.責任研究者が癌や膠原病などの基礎疾患を有しており、COVID-19感染防御に通常以上の注意を必要としていること。2.COVID-19パンデミックにより本研究の対象者である『緊急を要さない手術』が中止、延期となっていること。3.COVID-19によるパンデミックへの対応にリソースが割かれていること。 1.責任研究者は昨年度より癌と膠原病について治療を行っている。COVID-19に感染した場合に死亡する可能性が高まるため通常以上に体調管理と感染防御を求められていた。 2.COVID-19パンデミックにより本研究の主な対象者である健常小児の手術が減少している。 3.COVID-19によるパンデミックへの対応にリソースが割かれている。昨年からパンデミックは継続しているが、診療体制の大きな変革は未だに求められ続け、かつ生活を支えるインフラの消失も劇的な改善は認められない。COVID-19によるパンデミックの収束が待たれる。
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Strategy for Future Research Activity |
研究責任者が基礎疾患を有するためのCOVID-19感染症対策については、本年度にワクチン接種を行えたため劇的に改善すると考えている。 パンデミックに伴う研究対象者の減少については未だ有効な解決方法はない。しかし、より少数を対象とする研究モデルへの変更、データ収集を効率よく行えるように病棟体制の改善を行っている。次年度中には成果を発表できるよう柔軟に対応してゆく。
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Causes of Carryover |
COVID-19パンデミックにより予定購入物品の納品が遅延している。また、研究進歩状況の遅延により発表に必要な旅費や翻訳手数料などの支払いも遅れている。 研究進行により物品費、発表に必要な経費などで使用予定。
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