2019 Fiscal Year Research-status Report
Mechanism clarification of the post-operative pain focusing on the lactate metabolism and exercise therapy optimization
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19K18309
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Research Institution | Osaka Medical College |
Principal Investigator |
藤原 淳 大阪医科大学, 医学部, 助教 (00773516)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 術後痛 / 乳酸 / 運動療法 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的である、①乳酸による術後疼痛閾値の変化、②運動強度による鎮痛効果の違い、③運動療法と乳酸代謝の関係に対して、次の研究結果が得られた。マウスの足底石灰を行い術後痛モデルを作製し、確立した術後痛モデルの作製に成功した。無処置のマウスに様々な用量の乳酸を投与したが、疼痛閾値に変化を認めなかった。術後痛モデルに対して乳酸を投与したところ、生食投与群と比較して術後痛の回復の遅延を認めた。術後痛モデルに対し、インドメタシン投与下に走運動をさせたところ、予期せぬ死亡マウスの発生により実験を中断した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
投与薬剤の用量調節や運動強度の設定に難渋し、実験計画を再考している。
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Strategy for Future Research Activity |
投与薬剤の用量を決定する予備実験を再度行い、再現性を確認する。マウス個体に適切な運動負荷を予備実験により明確にさせる。
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Causes of Carryover |
使用予定であった実験機器の予期せぬ新規購入を行ったため想定外の支出となったが、消耗品等の支出を抑えることができ若干の次年度使用額が生じた。必要な研究機器は完備したため、次年度は主に消耗品および学会発表のための旅費や論文作成費用に使用する予定である。
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