2019 Fiscal Year Research-status Report
エビデンスに基づく熱中症の診療指針の確立に向けての疫学調査と分析
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19K18365
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Research Institution | Teikyo University |
Principal Investigator |
神田 潤 帝京大学, 医学部, 助手 (10568877)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | Heat stroke STUDY / Heat stroke / heat-related diseases |
Outline of Annual Research Achievements |
日本救急医学会熱中症および低体温症に関する委員会の主管施設研究実施責任者として、熱中症に関する全国規模の疫学調査(Heat stroke STUDY)を実施した。 日本集中治療医学会関東甲信越支部学術集会奨励賞を受賞した(2019/7/27)。 これまでのHeat stroke STUDYおよび所属施設のデータの分析を行い、論文・学会発表を行った。 タイ王国、ベトナム、ラオスの医療施設と多国籍合同の熱中症の疫学調査を行うべく、予備調査を開始した。 本研究を発展させるため、これまでの熱中症の関する知見を集積するため、熱中症関連のガイドラインを作成する準備を開始した。 熱中症との類似疾患と考えられるCOVID-19に関連する調査を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
Heatstroke STUDYのデータ解析を行い、論文や学会発表で一定の評価を得た。 日本集中治療医学会関東甲信越支部学術集会奨励賞受賞(2019/7/27)。
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Strategy for Future Research Activity |
全国規模の疫学調査を継続して、データの集積に努める。 多国籍の熱中症研究を推進する。 COVID-19など熱中症との鑑別が必要な疾患についての調査を行う。
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Causes of Carryover |
Heatstroke STUDYの実施費用を充当するため。 多国籍共同研究を実施するため。
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