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2023 Fiscal Year Research-status Report

Establishment of a new molecule therapy for the delayed bone union using miRNA inhibitors

Research Project

Project/Area Number 19K18368
Research InstitutionNippon Medical School

Principal Investigator

原 義明  日本医科大学, 医学部, 講師 (20386197)

Project Period (FY) 2019-04-01 – 2025-03-31
KeywordsマイクロRNA / 骨癒合遷延 / Osteigenesis / Angiogenesis
Outline of Annual Research Achievements

実験動物の骨折モデルの作成と研究必要量の採血が足りず、検討を繰り返している。データを集約するために、Nを15まで増加して採血を蓄積している方針として実験動物を作成している状況である。
骨癒合の促進抑制に係るマイクロRNA の選択を再考し、採血からのマイクロRNAを定量する予定であるが、時間的に困難であるため、検体数の減量とデータ解析方法の変更も視野に入れている。
また、骨折のみで動くパラメーターとして tgfb -1やBMP -2に関わるマイクロRNAを選択したが、骨折がなくても変動していることが、いくつかの報告で確認され、適切なパラメーターになりえない可能性が示唆された。これも知見として報告する必要があるかもしれないが、骨癒合促進を抑制する働きを期待できない可能性が高そうであるため、これをノックアウトしても骨癒合が促進もしくは抑制されるかは疑問となった。
そこで骨癒合遷延モデルの安定した作成と、血液採取の方法に関して今後取り組んで行き、多くの検体を採集することで比較的osteogenesisに特化したマイクロRNAを同定し、変動を確認する方向性にしたい。またマイクロRNA測定に関しては、円安の影響もあり1件体当たりの費用も想定より格段に高額に成っており、検体数の再考を迫られている。ターゲットとするマイクロ RNAを限定し、再度採血検体からcirculating マイクロRNAを網羅的に解析するかどうかも検討している。時間的問題から、これまで採取した検体を利用し、骨癒合促進のマーカーになり得るマイクロRNA の同定にも検討項目を追加した。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

ラットの骨折モデルの作成と研究必要量の採血が足りず、検討を繰り返している。サンプルで施工したデータ解析では予想と異なる結果であり、研究の計画を多少変更する必要を検討している。

Strategy for Future Research Activity

骨折のみで動くパラメーターとして tgfb1やBMP2に関わるmicroRNAを選択したが、骨折がなくても変動していることが確認され、適切なパラメーターになりえない可能性が示唆された。これも知見として報告する必要があるかもしれない。

Causes of Carryover

骨癒合の促進抑制に係るマイクロRNA の選択を再考し、採血からのマイクロRNAを定量する予定であるが、時間的に困難であるため、検体数の減量とデータ解析方法の変更も視野に入れている。
また、骨折のみで動くパラメーターとして tgfb -1やBMP -2に関わるマイクロRNAを選択したが、骨折がなくても変動していることが、いくつかの報告で確認され、適切なパラメーターになりえない可能性が示唆された。これも知見として報告する必要があるかもしれないが、骨癒合促進を抑制する働きを期待できない可能性が高そうであるため、これをノックアウトしても骨癒合が促進もしくは抑制されるかは疑問となった。
そこで骨癒合遷延モデルの安定した作成と、血液採取の方法に関して今後取り組んで行き、多くの検体を採集することで比較的osteogenesisに特化したマイクロRNAを同定し、変動を確認する方向性にしたい。またマイクロRNA測定に関しては、円安の影響もあり1件体当たりの費用も想定より格段に高額に成っており、検体数の再考を迫られている。ターゲットとするマイクロ RNAを限定し、再度採血検体からcirculating マイクロRNAを網羅的に解析するかどうかも検討している。時間的問題から、これまで採取した検体を利用し、骨癒合促進のマーカーになり得るマイクロRNA の同定にも検討項目を追加した。

URL: 

Published: 2024-12-25  

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