Elucidation of nerve conduction and hardness factor of brain tumor : Development of function-sparing surgery with safety method

2022 Fiscal Year Research-status Report

• Project/Area Number: 19K18397
• Research Institution: Fukushima Medical University
• Principal Investigator: 岩楯 兼尚 福島県立医科大学, 医学部, 講師 (70566554)
• Project Period (FY): 2019-04-01 – 2024-03-31
• Keywords: 神経伝導速度 / 脳腫瘍の硬さ / 弾性率

Outline of Annual Research Achievements

脳腫瘍の硬さは、腫瘍摘出後、経時的に軟化していく傾向があることが判明した。しかし、同じ腫瘍でも場所によって硬さが異なり均一ではないこともわかった。HE染色を行い、腫瘍の経時的変化を観察したが、数時間程度の差では明らかな差異が得られなかった。摘出した腫瘍に浸潤された脳に対する電気刺激では、腫瘍の浸潤の程度の如何に関わらず明らかな差異が得られなかった。

Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

脳腫瘍の硬さ解析装置の改良に時間を擁している。

Strategy for Future Research Activity

脳腫瘍の硬さ解析に対して、電子顕微鏡や抗体を使用した解析を予定している。

Causes of Carryover

コロナの影響もあり、研究の遅れが生じたため。