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2019 Fiscal Year Research-status Report

頭蓋縫合早期癒合症の病態における骨芽細胞の分化とその役割

Research Project

Project/Area Number 19K18431
Research InstitutionSaga University

Principal Investigator

吉岡 史隆  佐賀大学, 医学部, 助教 (30620249)

Project Period (FY) 2019-04-01 – 2023-03-31
Keywords頭蓋縫合早期癒合症 / 骨芽細胞
Outline of Annual Research Achievements

本年度は2例の非症候群性頭蓋縫合早期癒合症の患児および1例の症候群性頭蓋縫合早期癒合症(Apert症候群)の患児より骨標本を採取することができた。
いずれの標本も一部は脱灰後パラフィン包埋し、一部は間葉系幹細胞用培養液にて培養し、凍結保存することができた。
しかしながら初年後で採取することができた標本数はわずかであり、特に症候群性頭蓋縫合早期癒合症の症例においては、手術の術式上骨切除が極めて少量であったこともあり、十分な検体を採取することができたとは言いがたい状況であった。
そのため、詳細な比較検討を行うには次年度以降の症例の蓄積を待たねばならない状況となっている。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

初年度は症候群性・非症候群性頭蓋縫合早期癒合症を含め年間3例の手術に留まった。そのため、比較検討できるほどの十分な症例数を確保できたとは言えなかった。
しかしながら骨検体の採取、脱灰、培養というプロセスを経て凍結保存することはできており、一定の進捗は得られているものと考えている。

Strategy for Future Research Activity

症例の蓄積を重ね、まずは免疫組織学的検討から開始する。
症例の蓄積がなかなか得られない場合は、他施設との共同研究が可能かどうかの検討も併せて行う。

Causes of Carryover

次年度早期に物品購入の予定があるため、繰り越した。

URL: 

Published: 2021-01-27  

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