2019 Fiscal Year Research-status Report
The association between bone microarchitecture and bone anabolic agent assesed by HR-pQCT in ALDH2 polymophism
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19K18547
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Research Institution | University of Occupational and Environmental Health, Japan |
Principal Investigator |
田島 貴文 産業医科大学, 医学部, 助教 (40778156)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | ALDH2遺伝子 / 骨微細構造 / HR-pQCT / PTH製剤 |
Outline of Annual Research Achievements |
ALDH2低・不活性型のヒトにおいて骨粗鬆症や骨折の頻度が高い理由のひとつとして、骨微細構造がALDH2活性型のヒトと違いがあるという仮説のもと、本研究の目的は、HR-pQCT(高解像度の末梢型CT)でそれを評価することである。 対象患者は骨粗鬆症に対して治療を受けたことがない骨粗鬆症の女性である。 現在のところ、10症例を集め、ALDH2活性型が6例、ALDH2低・不活性型が4例である。 現在HR-pQCTの解析をすすめているとことであるが、今の段階では有意な差は認められていない。 今後も症例数を増やしてALDH2遺伝子多型における骨微細構造の違いを明らかにしたい。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
検査の対象となる患者数が少なく、まだ症例数が足りていない。 今後も積極的に検査をすすめて症例数を増加させたい。
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Strategy for Future Research Activity |
今後も積極的に検査をすすめて対象となる症例数を増やす。 また、過去にすでに必要な検査を行った患者で、治療を開始して現在も通院中の患者も対象に含めて唾液検査による遺伝子多型判定をすることで、症例数を増やす予定である。 HR-pQCTを用いて、骨粗鬆症の治療効果を経時的に画像評価したい。
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Causes of Carryover |
症例数が少なかったため、試薬の購入が少なく、未使用額が生じた。 研究の進行状況を踏まえ、来年度に試薬を購入予定である。
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