2019 Fiscal Year Research-status Report
睡眠時無呼吸症候群による低酸素ストレスと夜間頻尿発症メカニズムの解明
Project/Area Number |
19K18579
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Research Institution | University of Yamanashi |
Principal Investigator |
井原 達矢 山梨大学, 大学院総合研究部, 助教 (90622407)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 睡眠時無呼吸症候群 / 夜間頻尿 / 概日リズム障害 |
Outline of Annual Research Achievements |
睡眠時無呼吸症候群(SAS)のモデルマウスはチャンバー内の空気を窒素置換できる特殊なチャンバーを作成し実験を行っている。窒素置換は3分毎に入れ代り、これをマウス睡眠期にあたる明期の8時間、5日間連続で行っている。チャンバー内にはマウス排尿を記録するための代謝ケージを設置しており、SAS状態のマウス排尿は実験期間中、連続で記録される。 SASマウスは睡眠期のみでなく、活動期も排尿回数が増加する傾向が見られている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
SASマウスが頻尿になるという結果が得られている。
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Strategy for Future Research Activity |
SASマウスの膀胱組織等に見られる各種低酸素マーカー、概日リズムマーカーを測定し、SASによる膀胱の概日機能への影響を検討していく。
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Causes of Carryover |
学会中止に伴い出張がなくなった。 残金は翌年度の試薬購入に充てる予定である。
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